フュートレック<2468> 音声認識事業分野は自動車関連業界と音声翻訳に経営資源を集中

2015/12/28

音声認識技術を基盤にしたライセンスビジネスを展開
音声認識事業分野は自動車関連業界と音声翻訳に経営資源を集中

業種:サービス業
アナリスト:松尾  十作

◆ 音声認識事業分野が成長を牽引
・フュートレック(以下、同社)は、スマートフォンやカーナビなどで採用が進む音声認識技術をコアビジネスとし、CRM ソリューションなどの営業支援システム開発や労働集約的な翻訳事業などを展開している。
・同社は事業ポートフォリオの再構築を進めており、音声認識事業分野のリソースを自動車関連業界と新規事業の音声翻訳に集中させる方針である。

◆ 16 年 3 月期上期営業利益は赤字ながら計画を上回る
・16/3 期第 2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が前年同期比 2.1倍の 1,471 百万円、営業損失 105 百万円(前年同期は営業損失 243 百万円)であった。上期の会社計画(売上高 1,570 百万円、営業損失 190百万円)に対しては、売上高が翻訳事業の伸び悩みで未達となったものの、営業利益はライセンス事業の営業損失が大幅に削減されたことから、赤字ながら計画を上回った。

◆ 16 年 3 月期は期初計画を据え置き営業損失 110 百万円へ
・16/3 期上期は利益面で計画を上回ったものの、同社は期初計画を据え置き、16/3 期通期は売上高が前期比 43.6%増の 3,430 百万円、営業損失 110 百万円(前期は営業損失 192 百万円)を見込んでいる。
・新規事業の音声翻訳は、近畿日本ツーリストとホテル受付業務の 16 年 1月からの実証実験と 16 年春の製品化を目指しているほか、総務省のインバウンド向けサービス開発にも参画するなど収益化が見えてきた。

◆ 証券リサーチセンターも従来予想を継続
・証券リサーチセンターは、上期業績が想定内であったことから従来予想を継続し、16/3期は売上高が前期比38.2%増の3,300 百万円、営業損失75 百万円を予想する。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。