シーボン<4926> 16 年 3 月期上期は集客方法の変更の影響が想定以上で業績を下押し

2015/12/22

流行に左右され難いスキンケア製品が主力の化粧品メーカーで会員制に特色
16 年 3 月期上期は集客方法の変更の影響が想定以上で業績を下押し

業種:化 学
アナリスト:馬目  俊一郎

◆ 直営サロンを軸に会員制ビジネスを展開する化粧品メーカー
・シーボン(以下、同社)はベーシックなスキンケア製品が主力の化粧品メーカーで、研究開発及び製造から販売までを自社内で完結させている。
・同社は直営サロンによる会員制ビジネスを展開。サロン開催のイベントで集客しポイントサービスで顧客の囲い込みとリピート需要を創出している。

◆ 16 年 3 月期上期決算は新規集客方法の見直しで営業赤字
・16/3 期第 2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が前年同期比8.3%減の 6,241 百万円、営業損失 71 百万円(前年同期は営業利益 194百万円)であった。新規集客方法の変更で新規顧客向け売上が落ち込み、広告宣伝費等の削減に努めたものの、これを補えず営業赤字に陥った。

◆ シーボンは期初策定の 16 年 3 月期業績計画を減額修正
・上期の状況から同社は期初計画を見直し、16/3 期は売上高 14,621 百万円→13,079 百万円(前期比 6.1%減)、営業利益 728 百万円→124 百万円(同 76.9%減)に減額修正した。また期初の 16/3 期配当計画(上期末30 円配、期末 30 円配)も見直し、上期末は期初計画通り 30 円配を実施したものの、下期末の配当計画は未定に変更した。

◆ 証券リサーチセンターも通期業績予想を減額修正
・証券リサーチセンターも、上期の状況を受けて業績予想を見直し、16/3期は売上高 14,500 百万円→13,000 百万円(前期比 6.7%減)、営業利益710 百万円→110 百万円(同 79.6%減)に減額した。同様に配当予想も見直し、16/3 期は年 40 円配(上期末 30 円配、期末 10 円配)に変更した。

 

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ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。