早稲田アカデミー<4718> 上期決算は好調ながら、販促費積み増しで 16 年 3 月期業績予想を据え置き

2015/12/21

難関校への高い合格実績を持ち首都圏にドミナント展開
上期決算は好調ながら、販促費積み増しで 16 年 3 月期業績予想を据え置き

業種:サービス業
アナリスト:松尾  十作

◆ 難関校入試でトップクラスの合格実績を誇る
・早稲田アカデミー(以下、同社)は、主に小学生、中学生を対象とする学習塾「早稲田アカデミー」を軸に直営展開している。難関中学及び高校入試でトップクラスの実績を持っている。

◆ 16 年 3 月期上期決算は早稲田アカデミー予想を上回る
・16/3 期第 2 四半期累計(以下、上期)決算は、前年同期比 4.4%増収、58.0%営業増益であった。上期末校舎数は 152 校(前期末比 3 校増)となった。期中平均塾生数は 30,934 人(前期比 3.6%増)であった。
・同社が期初に見込んだ業績に対する達成率は、売上高 99.9%、営業利益 155.8%で、原価や販売費及び一般管理費の削減が利益面に大きく貢献した。

◆ 16 年 3 月期業績予想
・16/3 期について同社は期初予想を据え置き、売上高 20,398 百万円(前期比 4.9%増)、営業利益 884 百万円(同 16.8%増)、期中平均塾生数は32,129 人(同 4.8%増)を見込んでいる。
・証券リサーチセンターは 16/3 期業績予想を一部修正した。予想売上高は修正せず、予想営業利益を 900 百万円から 950 百万円に引き上げた。上期実績を踏まえ、主に販売費及び一般管理費の想定を減額したためである。

◆ 投資に際しての留意点
・難関校への高い合格実績が同社にとって塾生獲得のための最大のアピールポイントとなっている。現在は、「高い合格実績→ブランド力向上→集客力の向上(塾生数の増加、優秀な塾生の早期確保)→合格実績の向上及び安定」という好循環が成立している。毎年春の中学及び高校入試実績の前年との比較が注目されよう。

 

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ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。