日本コンセプト<9386> 国内拠点増及び拡充によるサービス向上効果の顕在化で、採算性向上

2015/10/09

ISO タンクコンテナを用いた国際複合一貫輸送を行う総合液体物流会社
国内拠点増及び拡充によるサービス向上効果の顕在化で、採算性向上

業種:倉庫・運輸関連業
アナリスト:松尾 十作

◆ 液体輸送の物流サービス業者
・日本コンセプト(以下、同社)は、ISO タンクコンテナ(以下、タンクコンテナ)を輸送容器として使い、有機化学品、食品材料などの液体を、グローバルに輸送するサービスに特化した物流会社である。
・タンクコンテナを自社保有することによる価格競争力、日本国内での顧客基盤、グローバル展開する輸送網が強みとなっている。

◆ 15 年 12 月期上期は期初予想上回る
・15/12 期第 2 四半期累計(以下、上期)決算は、前年同期比 10.8%増収、15.7%営業増益であった。同社の期初予想に対する達成率は、売上高102.4%、営業利益 111.0%であった。
・営業利益の達成率の高さは、国内拠点の拡充によるサービス向上効果の顕在化等によるものである。

◆ 15 年 12 月期業績の会社予想は増額修正
・15/12 期について同社は、売上高 11,200 百万円(前期比 8.7%増)、営業利益 1,990 百万円(同 6.1%増)と期初予想を増額修正した。上期実績が期初予想を超過した分を、期初の通期予想に加算したものが修正後の予想となっている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は上期実績を踏まえ、売上高11,200 百万円(前期比 8.7%増、従来予想 11,000 百万円)、営業利益2,000 百万円(同 6.6%増、同 2,000 百万円)を予想する。

◆ 投資に際しての留意点
・同社は連結配当性向 20%を目安にしており、15/12 期も年 18 円配を見込んでいる。当センターは、15/12 期の 1 株当たり配当金を年 18 円、16/12 期以降も業績見通し及び配当性向目標に照らして増配が続くと予想する。

 

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。