フジコー<2405> 17 年 6 月期は森林発電事業が本格稼働し収益水準を大きく押し上げよう

2015/09/18

建設系廃棄物処理事業から食品リサイクル、バイオマス発電に事業展開
17 年 6 月期は森林発電事業が本格稼働し収益水準を大きく押し上げよう

業種:サービス業
アナリスト:高坂  茂樹

◆ 事業内容
・フジコー(以下、同社)は、戸建住宅建設に際して排出される廃棄物の受託処理を主力事業としており、木質系廃材からのバイオマス発電、食品系廃棄物からの飼料製造、老朽家屋解体事業等を併営している。
・同社グループは林地残材や製材屑等の森林資源を利用した発電施設の建設を進めており、16 年春に稼働を開始する計画である。燃料チップ製造設備を含む総投資額は 30 億円余りである。

◆ 15 年 6 月期決算
・15/6 期決算は、前期比 1.3%増収、3.2%営業減益であった。期初予想に対する達成率は、売上高 105.9%、営業利益 95.3%であった。
・建設系リサイクル事業は 4.3%増収、12.7%増益であったが、その他事業が振るわず、また森林発電事業の開業準備費用を含む販売費及び一般管理費も大幅に増加した。

◆ 16 年 6 月期予想
・同社は 16/6 期業績について前期比 7.5%増収、1.8%営業増益と予想している。建設系リサイクル事業は減収減益となるが、食品系リサイクル事業の採算改善、森林発電事業の利益貢献が下支えする見込みである。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、9.1%増収、7.9%営業増益を予想する。建設系リサイクル事業はインターネット通販事業者など新規受入先の開拓、平均売電単価の上昇により同社想定を上回ると考えた。

◆ 17 年 6 月期業績見通し
・17/6 期業績について当センターは前期比 46.4%増収、29.7%営業増益を予想する。森林発電事業の売電量 40 百万 kWh、売電単価 32 円/kWh以上と想定し 15 億円の事業収入、150 百万円の利益貢献を見込んだ。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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