マーケットエンタープライズ<3135> 顧客のニーズに合わせた多彩な買取メディアと効率的な自社開発システムが強み

2015/09/14

インターネットに特化したリユース事業を展開
顧客のニーズに合わせた多彩な買取メディアと効率的な自社開発システムが強み

業種:小売業
アナリスト:佐々木 加奈

1.会社の概要
・マーケットエンタープライズ(以下、同社)は、インターネットに特化してリユース品の買取及び販売を行うネット型リユース事業を手掛けている。自社運営サイトを通じて多種多様なリユース品を買い取り、主要な E マーケットプレイスを通じて販売する事業形態となる。

2.財務面の分析
・同社は 06 年 7 月の設立以来、連続増収増益を実現している。業績拡大の主な要因は、専門性の高い買取サイトが顧客の支持を得て仕入が順調に拡大したことや、自社開発のオペレーションシステム稼働により業務の効率化が進んだことにある。
・16/6 期については、証券リサーチセンター(以下、当センター)では会社予想と同じく、売上高は前期比 31.6%増の 52.5 億円、経常利益は同41.3%増の 3.2 億円を予想する。

3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、創業以来蓄積してきたデータやノウハウ、会員基盤、仕入から販売までを網羅する独自のオペレーションシステムなどにある。

4.経営戦略の分析
・事業の成長のためには仕入基盤の強化が必須であり、そのために全国主要都市への拠点開設を進めていく方針である。同社は、現在の 6 拠点に加えて、今後 3 年以内に 5 拠点のリユースセンター開設を計画している。
・積極的なIT投資による新サービスの構築も進めている。従来サービスの拡大に加え、自社サイトなどの新サービス構築による新たな収益基盤を創造することで継続的な成長を図る方針である。

5.アナリストの評価
・EC 市場、リユース市場の拡大は同社にとって追い風であり、新規拠点の拡大や取扱対象商品の拡大により当面の成長持続は可能であろう。当センターでは 18/6 期まで二桁の増収増益が続くと予想する。
・中長期的な成長については新サービスの構築による新収益基盤の創造がカギとなると考えている。

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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