ダブル・スコープ<6619> 日韓大手電池メーカーとの取引が順次拡大し、大幅増収増益が続くと予想する

2015/04/14

リチウムイオン二次電池用セパレータの専業メーカー
日韓大手電池メーカーとの取引が順次拡大し、大幅増収増益が続くと予想する

業種:電気機器
アナリスト:高坂 茂樹

◆ 事業内容
・ダブル・スコープ(以下、同社)は、リチウムイオン二次電池(以下、LiB)の主要部材の一つであるセパレータを、韓国子会社で開発及び製造し、アジア及び北米で販売する新興企業である。
・同社の強みは、独自開発の製造技術と、韓国政府の税制優遇等を背景とするコスト競争力である。主要顧客は中国の新興電池メーカーだけでなく、韓国LGグループ及び日本の大手LiBメーカーに拡がりつつある。

◆ 14年12月期決算
・14/12期の決算は前期比66.4%増収となり、営業利益は前期の147百万円の赤字から332百万円の黒字に転換した。新規大口顧客の開拓や米国既存客の再生等による販売数量の増加が主な増益要因である。

◆ 15年12月期予想
・15/12期の業績について同社は、前期比34.3%増収、98.6%営業増益と予想している。5月設置完了予定の新ラインにより増産余力が生じ、大手顧客との取引が順次拡大、販売数量が大幅に伸長すると見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、LGグループ向けの販売拡大や日本企業との取引本格化による急成長予想は概ね妥当と判断、為替前提の相違等を根拠に43.7%増収、125.9%営業増益を予想する。

◆ 中期業績見通し
・当センターは同社の売上高について、16/12期及び17/12期も大手LiBメーカーとの取引規模が順調に拡大し、大幅増収が続くと予想する。新生産ラインの稼働に伴う固定費負担増を増収効果で吸収できると見込み、利益面でも急拡大が続くと判断した。
・同社は、4号生産ラインに続き、5号ラインについても市場動向や大手顧客の発注量の推移等を見極めて機動的に対応するとしている。当センターでは15年中の設備発注、16/12期中の稼働を想定している。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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