理研ビタミン (4526 東証一部)

2014/12/22

家庭用食品から化成品改良剤まで幅広い領域をカバーする食品メーカー
中期的には海外事業の成長モメンタムと国内業務用食品の売上高回復に注目

業種:食料品
アナリスト:馬目 俊一郎

◆ 国内食品事業を収益基盤に海外事業で成長を目論む
・理研ビタミン(以下、同社)は天然素材から有用成分を抽出する技術をベ ースに、家庭用食品から化成品改良剤まで、幅広い領域をカバーする 食品メーカーである。
・中期的には改良剤の生産能力増強を背景にした海外事業の販売力強 化と、東日本大震災で失った業務用食品の売上高回復に注目したい。

◆ 15 年3 月期上期決算は減価償却費の負担増で15.5%営業減益
・15/3 期第2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が前年同期比 0.1%増の411.2 億円、営業利益は同15.5%減の20.0 億円であった。
・売上高は国内食品事業の苦戦を海外事業の伸長でオフセット出来たが、 営業利益は原料高や減価償却費増が響き減益だった。

◆ 期初の15 年3 月期計画を減額修正
・同社は上期の国内食品事業と海外事業が想定を下回ったため期初の 15/3 期計画を見直し、売上高は900.0 億円→880.0 億円(前期比3.0% 増)、営業利益も60.0 億円→52.5 億円(4.4%増)に減額修正した。

◆ 証券リサーチセンターも15 年3 月期予想を減額修正
・証券リサーチセンターは、上期における国内食品事業の苦戦と海外事 業の伸び悩みから業績予想を見直し、15/3 期予想は売上高892.0 億円 →874.0 億円(前期比2.3%増)、営業利益58.0 億円→49.0 億円(同2.5% 減)に減額修正した。

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ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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