マルゼン(5982 東証二部)

2014/04/25

加熱調理機器が主力の業務用厨房機器メーカー
15 年2 月期も4 期連続の最高益更新を予想する

業種:金属製品
アナリスト:高坂茂樹

◆ 事業内容
・マルゼン(以下、同社)は、業務用厨房機器の総合メーカーである。加熱 調理機器、調理台、食器洗浄機等が主力製品で、仕入販売の冷蔵庫等 も含めた厨房全体の設計及び施工も請け負っている。
・販売先は外食産業の他、病院や福祉施設、学校等の集団給食施設、惣 菜調理場を持つ小売業等である。多品種少量生産や特注品の短期納 品の実現、弛まぬ新製品開発、地道な営業活動が同社の特色である。

◆ 14 年2 月期決算
・14/2 期決算は、前期比4.2%増収、5.4%営業増益、4.9%経常増益で、売 上高、利益共に3 期連続で過去最高値を更新した。同社の期初計画に 対する達成率は、売上高105.5%、営業利益115.9%であった。
・主力の業務用厨房部門は、集団給食分野の大型受注や外食チェーン の出店需要の獲得等により、前期比6.0%増収を達成した。販売要員増 等で増収効果が相殺され、セグメント利益は同6.9%増に止まった。

◆ 15 年2 月期予想
・15/2 期業績について同社は、過去数期の決算公表時と同様に、前期比 減収減益と予想している。明確な減収要因はないが、消費税率引き上げ の影響を考慮した保守的な予想と同社は説明している。
・証券リサーチセンターでは、増収増益を予想するが、売上高営業利益率 の想定は前回予想より引き下げた。大型受注の増加で自社製品比率の 上昇ペースが停滞していること、原材料価格上昇懸念等のためである。

◆ 投資に際しての留意点
・PER、PBR、配当利回り等のバリュエーションは割高とは思われないが、 成長イメージが乏しいことが難点である。併営するベーカリー部門を含め た海外展開や、加熱調理機器以外への製造品目の拡充による自社製 品比率向上策等の成長戦略の明示が期待される。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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