ケンコーマヨネーズ(2915)市場シェアの拡大と原材料価格の高騰

2014/01/20

株式会社ウォールデンリサーチジャパン
室谷吉行

業務用食品メーカーとしてマヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類、タマゴ加工品などの開発・生産・販売を展開するケンコーマヨネーズは、着実に市場シェアを拡大させる方向性にある。外食、量販店、コンビニエンスストアなどの分野別にメニュー開発チームが拡販に向けての対策を立案・実行してきた同社であるが、現状においては各分野を更に細分化した業態別に対策の立案・実行をするに至っている。ここでの細やかな対応が同社の市場シェアの着実な拡大に寄与している要因である。ただし、食用油やタマゴなどの原材料価格の高騰が損益にマイナス影響を及ぼしている。食用油を主原料としているマヨネーズに関しては、既に原材料価格高騰に対応する出荷価格の引き上げが行われているものの、原材料価格高騰の損益に対するインパクトはそれを上回っている。一方、同社にとって新業態となるサラダの対面販売や海外事業に関しては、初期費用拠出の段階を経て収穫期に向けての推移が始まりつつある。しかしながら、現段階においては、同社の業績動向に対しては両者とも限定的な影響を及ぼすに留まっている。

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