リブセンス (6054 東証マザーズ)

2012/09/06

成功報酬型ビジネスモデルのインターネットメディアを運営

業種:サービス業
アナリスト:馬目 俊一郎

◆ 広告料や送客手数料が主な収入源
・同社は広告料や送客手数料を収入源とするインターネットメディアを運営する。顧客企業から依頼された求人情報や不動産情報などの広告を、自社の専門サイトでユーザー向けに発信。既存メディアとの違いは、同社の事業モデルが成功報酬型のビジネスモデルである点。
・同社のメディアで採用決定のユーザーにはキャッシュバックを提供して集客力を高め、この集客力が新規顧客企業を呼び寄せる。同社のビジネスモデルは顧客・同社・ユーザーのそれぞれがメリットを享受可能。
・事業セグメントは、アルバイトや正社員求人などの「求人情報メディア事業」と、賃貸情報の「不動産情報メディア事業」、Webマーケティング助言業務や新規事業を束ねた「その他事業」の3 事業。

◆ 12年12月期第2四半期決算は値上げが奏功
・2012年12月期第2四半期決算は、顧客企業の増大と今第2 四半期からの値上げ効果で、期初計画を大きく上回る着地。上場後初の第2四半期決算のため前年同期比ができないものの、売上高は10.2億円(期初計画比2.7億円増)、営業利益5.6億円(同3.0億円増)、四半期純利益は3.0億円(同1.5億円増)。

◆ 12年12月期の会社計画を増額修正
・同社は第2四半期決算の上振れを受け、2012年12月期の会社計画を増額修正した。売上高が前期比104.8%増の23.2億円(期初計画比5.4億円増)、営業利益は同118.6%増の11.3億円(同4.1億円増)、当期純利益は同121.1%増の6.0億円(同2.0億円増)を見込む。
・当センターは順調な顧客数の積み上げと想定以上の値上げ効果を背景に、前回レポートの業績予想を増額修正した。2012年12月期は売上高 18.0億円→23.7億円、営業利益7.9億円→12.6億円。同様に13年12月期から14年12月期も見直し、15年12月期においては売上高37.2億円→41.0億円、営業利益16.6億円→22.0億円に増額した。

◆中期的な適正株価水準は3,700円~5,500円を想定
・現在の株式市場環境における新興市場の平均予想PER12.0倍を考慮すると、同社の株価水準は割安感に乏しい。一方、当センターは今後4年間における同社の営業利益成長率20.3%増(年平均)を予想していることから、これを加味した中長期的な適正株価水準は3,700円~5,500円の広いレンジが想定される。

>>続きはこちら(498KB)

一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

コラム&レポート Pick Up