東映アニメーション(4816)の通期決算は国内不調で減収増益に

2015/05/29



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説明会開催日:2015年5月15日
代表取締役社長 高木 勝裕氏
取締役 吉谷 敏氏

◎決算のポイント
・海外事業は好調だが、国内事業の落ち込みを補えず、全体としては減収
・原価率改善により、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも増益
・配当は、普通配当30円に特別配当15円を加えた45円を予定

◎セグメント別分析
・映像制作・販売事業は、「テレビアニメ」「海外映像」が大幅に増収、「劇場アニメ」が大幅減収
・版権事業は、「国内版権」が減収、「海外版権」が大幅増収
・商品販売事業は、「ワンピース」関連の商品販売が減少し、大幅減収

◎2016年3月期の業績予想
・売上は、前期比9.3%減の275億円を予想
・営業利益は、前期比24.9%減の30億円を予想
・配当金は、普通配当30円を予想

◎2016年3月期以降の展開
・ドラゴンボールでは、映画・テレビを軸にした、多面的なビジネス展開により収益拡大を目指す
・市場が急成長している中国を中心としたアジア地域の配信に収益拡大を期待
・既存のテレビ放映にとらわれない、新しい露出媒体を活用した、ライブラリー作品のリブート展開の推進

 

 


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